中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

売れたい

火花の感想のところで書いたけど、最近売れたいなと思っている。

 

別に何を目指しているわけでもない私の「売れたい」とは一体何を意味しているのか。

 

それは、ざっくりいうと、「もっと幸福な世界に行きたい」であり、具体的にいうと、

「仕事をしっかりやって経済力をつけたい」になるんだと思う。

 

バイトをして生活しているが、なぜその道を選んだかというと、自分が何をしたかったのか全くわからなかったのと、旅がしたかったからだ。今思えば、正社員としてどこかに入って働きまくってお金を稼ぎ、ある時に思い切ってやめて世界を回るスタイルの方が良かった気もするが(旅人の中には結構このタイプがいる)、まあ今更言ってもしょうがない。

 

去年の時点で、そろそろ旅は卒業かなと思っていたけれど、中国に興味を持ってしまったのとやはり旅は面白いということで続行した。

 

そして今年。もうだめだ。売れたい、売れたすぎる。何の仕事がしたいかはまだわからない。おそらくもう一生わからないんだと思う。そんな事より、私は豊かさが欲しい。元々極度の怠け者なんだけど、今は飢餓感がある。

 

今年中に、どこかに就職すると思う。続くかは知らないし、できるかもわからないけれど、今の思いとして、バイトはもうやめて、働きたい。もちろん翼はもげる。シフトを調整して中長期の旅に出ることは日本の企業では難しいだろう。不自由だ。嫌だ。

 

でも今はそれよりも、経済力がないことの不自由の方がしんどい。売れたい。

 

まあすでに今年は何個か旅の予定があるのでそれは実行するが、年内中には翼をもいで必死な形相で働くことだろう。

 

30歳までに自分の生活にしっくりきたい。私の好きな映画「ライフ」のエンディングみたいな在り方ができたらハッピーですよね。


映画『LIFE!』予告編

 

寒い。