モーリーロバートソン
ここ2、3日、元気がない。仕事が休みということも手伝って、ろくに外に出ず、ひたすらに本を読んだり眠ったり眠ったりしている。
そんな私のマイブームが、モーリーロバートソン氏。東京大学を中退し、ハーバード大学を卒業したという知的マッチョな人。最近は彼のラジオやyoutubeをよく聞く。
モーリーさんの話し方がすごく心地よい。速くて、上機嫌で、声に表情があるので楽しい。内容云々よりも、音楽として聞いてる感がある。これを書いている今も聞いてる。
先日は彼の電子書籍をまとめ読みした。全部で7冊あります。
モーリーの「知的サバイバル」セミナー 第1回 知識×直感=しなやかな強さ (カドカワ・ミニッツブック)
- 作者: モーリー・ロバートソン
- 出版社/メーカー: ブックウォーカー
- 発売日: 2013/12/09
- メディア: Kindle版
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国際ジャーナリストだけあって、海外の情報が盛りだくさん。私は基本無知なので、kony2012やルワンダの虐殺など、知らないことばかり。勉強になりました。
一番参考になったのは、「Cを閉じたがる」という人間の性質について。 Cという文字には、少し隙間がある。それが気持ち悪いので、人は綺麗なOにしたくなるというもの。
例えば、脱原発派の人たちは原発をなくしたいわけだ。すると、自分たちに有利な情報が出てきた時、その真偽を確認することなくリツイートをし、「こんなデータもある。やはり原発は百害あって一利なし!原発反対!」となる。そうすれば気持ちよくなれるから。
人間には不安のCと欲望のCがある。そのことをよく知っている人間が、デマやフェイクニュースを使って人を扇動する。kony2012は、その性質をポジティブに使ってウガンダの悲惨な状況を変えようとした例である。人は何か良いことがしたい生き物なんですね。
モーリーさん面白い。彼に触れていると、力が湧いてくる。
はい、すっかりモーリー教に入信した私、早速新刊を買ってこようと思います。久しぶりの外だ、太陽が眩しい!