24冊目
花粉本当に辛い。
24冊目。
齋藤孝の30分散歩術(2008)
「声に出して読みたい日本語」で有名な齋藤孝さんの本。
私は齋藤孝さんのファンである。今まで結構な量の本を読んできた。読むと元気になったり、あるいは向上心を刺激されるものが多い。
さて、今回は散歩術。よくもまあ散歩だけでここまで書けるなあという印象。身体論を学んでいただけあって、丹田の説明や東洋式ウォーキングなどの説明もあって面白い。
個人的に、歩くと力が湧くというのは同意。散歩は私の趣味の一つで、行き詰まったりアイデアが欲しくなる時は歩く。すると、前向きになりひらめく確率も高くなる。私だけじゃなかったのね。
ちょっと試してみたいのは、歩きながら声を出すということ。言葉の力もあって元気になるし、詩の暗誦などにも良いと。著者は明治大学で教員をしているのだが、その授業でも生徒に歩いて音読させたりするそうだ。周りの目が気になりそうだけれど、効果はきっとある。
あとは、人と歩きながら話すというスタイルね。私は大体ファミレスやカフェで長時間話すことが多い。それはそれでいいが、歩きながら話すことで話題が前向きになりやすく、また仮に沈黙が訪れても気まずくないと。また、向き合わずに話すことで、普段言えないようなことも言いやすくなる。なかなか面白そう。ちなみに、アップルのスティーブ・ジョブズは、散歩をしながら話し合いをしていたことで有名だ。意識してやってみようか。
いや、まだ早い。実践に移すのは、花粉シーズンが終わってからにしよう。。。