35冊目
35冊目。
5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人(2017)
5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 ドイツに27年住んでわかった 定時に帰る仕事術 (SB新書)
- 作者: 熊谷徹
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/10/06
- メディア: 新書
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来月にドイツからお客さんが来るので読んでみた。
ドイツ、超面白い。一部を除いて法律で日曜祝日の営業は禁止されているので、お休み。1日の労働時間は10時間以内で、6ヶ月の平均労働時間は8時間以下にしないと罰金。ちなみにこの罰金は会社ではなく従業員を管理していた上司に及ぶ可能性があるので、残業を許さぬ空気。みんな効率をあげて早く帰るスタイル。なお、罰金の最高額は180万円です。
年間24日間の有給休暇は義務付けられており、大体のドイツ企業が30日を設定している。仕事が個人ではなく会社についてるので長期休暇が取りやすい。すごい、旅を愛するものにとっては夢のシステムだ。ちなみに、こんなシステムで、ドイツの経済は好調です。日本よりも経済成長率高い。EUナンバー1。まじかい。
とにかくドイツ人は倹約家で無駄が嫌い。強い個人主義でサービスは良くない。でもそれゆえに残業なんてしないし(するやつは評価低い)、合理的。日本のサービスは世界一だが、それゆえに労働側としては負担があると。
他にも、学生の夏休み冬休みは宿題を出してはいけないなんていうルールもある。せっかくの休みは家族と過ごしたり勉強から離れてリフレッシュすることが大事だから。
俺、ドイツ住みたい!いやまず、行ってみたい!会うのが楽しみです。