49冊目
49冊目。
からだを揺さぶる英語入門(2003)
お気に入りの著書の英語勉強本。
英語を話すことは恥ずかしい。だから学校の授業でもカタカナ英語で音読してしまう。そんな中、流暢な英語で話す帰国子女。うわ、なんだよあいつ、カッコつけかよ。。。
帰国子女に対しての劣等感がそれをさせるんだけれど、実はそれだけじゃない。帰国子女には違和感が確実にある。すごくわかる。何が違うのかというと、身体が違うのである。やたらに顔面の筋肉が動き、ジェスチャーもすごい。この違いに思春期の子供たちは反応するのである。
英語とは演劇の言語である。日本語と比べて抑揚があり、話すことが恥ずかしい。だからこそ、からだをチェンジして、「なりきって」話す必要がある。そのチェンジスイッチが、歩くこと。歩いたら人は変わる。猫背から解放されて呼吸が深くなり、歩くことで躍動感を作り出す。英語という演劇言語と座って勉強するという態度は親和性がない。そういえば、外国人教師は日本人教師と比べてやたらに歩き回るではないか!
というわけで、英語を習得する際は声に出せ、そして歩きたまえ。メンタリストのダイゴさんも歩きながらの勉強を推していた。物によるが、座って勉強は時代遅れなのかもしれない。