中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

ブレイキング 第2話

毎日1エピソードで、今4話まで観たので、ちょこちょこ上げていきます。

 

2話も面白かった!

 

心に残ったポイントは3つ。

  1. ウォルターの人の良さ
  2. 人間が追い詰められた時の心理
  3. 最後の破壊力マックスの映像

 

クレイジー8を地下に監禁したウォルターとジェシー。もう1人の売人エミリオはキャンピングカーの中。2人は話し合いの末、コイントスでどちらを担当するか決める。クレイジー8はウォルター、エミリオはジェシーとなった。

 

さんざん悩みながらも、いよいよ決意し地下に降りてクレイジー8を殺害しようと試みるウォルター。しかし彼が意識を取り戻し、水をくれと懇願した為に冷蔵庫へ。ここでウォルターは水の他にサンドイッチ、そしてトイレ用のバケツ、トイレットペーパー(ここはクスッとしてしまう演出あり)、洗浄用のソープを渡す。ここら辺にウォルターの人間味が見て取れる。誰だって人を殺したくはない。

 

しかし、逃したら復讐されるだろうし、他に道がない。思い悩むウォルターは、マリファナに手を出す。真面目に生きてきたウォルターが、また一つ闇に落ちていったシーン。人は追い詰められると何かにすがりたくなるのだ(なお、今現在はアメリカの一部の州でマリファナは合法)

 

また、スカイラーとウォルターがともに産婦人科で赤ん坊のチェックを受けるシーン。胎児は健康そのもので、女の子であることが明かされる。喜ぶ2人。ところが、何も知らないスカイラーが「この子が16歳になって。。。」と未来の話をした途端、ウォルターの顔が曇る。肺がんのためにあと2年ほどしか生きられず、大きくなった娘の姿を見ることができないのは自明だからだ。ここにも非常に真っ当なウォルターの人間性が見て取れる。

 

最後のシーン。エミリオを2階にあるバスタブに入れ、強力な酸で溶かすジェシー。ウォルターはプラスチック製の容器に入れろと指摘したにもかかわらずそれを無視して。

 

結果、酸がバスタブを、そして地面を溶かし、ぐちゃぐちゃになったエミリオが突然1階に落下してくる。これはたまらないシーン。酸ってすげえ!

 

さて、次はウォルターが約束を守る番だ。クレイジー8を殺せるのか、ウォルター!?