中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

ブレイキング 第6話

いやあ、シーズン1で一番面白かった回。

 

ポイントは

  • ジェシー、ウォルターが肺がんであることを知る
  • ハンクが徐々にウォルターに近づいてきた。。。
  • トゥコの登場
  • ウォルターが坊主になり、トゥコに挑んで雄叫びをあげる

ウォルターは癌治療を始めた。その副作用で苦しむ。その姿を見たジェシーは、彼が肺がんで苦しんでいることを知る。「俺たちパートナーだろ、水くさいぞ!」なんて台詞も出た。ジェシーは口が悪いけれど、本当はいいやつ。

 

ハンク、荒野で見つけたガスマスクの住所がウォルターの学校であることを突き止め、ウォルターの研究室へやってくる。もちろんこの時点ではウォルターを疑ってはいないのだが、ウォルターとハンクが睨み合って「義兄を操作したくない。」というシーンは高まるものがあった。彼はジョークで言ったのだが、ウォルターにとってはヒヤヒヤものだったろう。いやー、面白い。将来は敵同士だね。

 

さて、凶悪なドラッグ卸売業者トゥコの登場だ。ぱっと見のボス感がすごい男だ。メス取引にきたジェシーをボッコボコにし病院送りに。怖い。

 

髪の毛がどんどん抜けてきたウォルターは、思い切って髪を全剃り。坊主姿は「悪人」である。そんなウォルター、ジェシーのお見舞いへ。一緒にいたジェシーの友人からトゥコについて細かく聴きだす。おそらくこの時、ジェシーに対してパートナー、そしてどこか息子のように感じ、それをボコボコにされたことで怒りがあったと推測される。

 

単身でトゥコの事務所へ乗り込むウォルター。メスと見せかけて、雷酸水銀を持って生き、事務所を爆破。なんと交渉に成功してしまう。自分の車に戻ったウォルターは雄叫びをあげる。で、最後に少しだけ「にやっ」とする。この笑みはどんな意味を持つのだろうか。

 

よくよく考えてみれば、彼はただの化学教師。しかもステージ3の肺がんを患っている。それがいかれた麻薬売り(タバコの火を自分の舌に当てて消していたからね。。。)に1人で接触し、脅し、交渉成立なんてとんでもない所業だ。しかしゆえに、視聴者は激アツになる。

 

ああ、やっぱり面白い。伏線の張り方回収の仕方も含めてすげえ作品。明日がシーズン1の最終回。楽しみである。