中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

ブレイキング シーズン2 第10話

第10話 ビジネスの引き際

 

ポイントは

  • ウォルター、在庫を売っぱらったら足を洗う宣言。
  • しかしなんだか不機嫌なウォルター
  • 一方スカイラーはついに上司と手を繋いだぞ。。。
  • 最終的に、商売は続けるみたい。

ジェシーを呼び出し、在庫を売っぱらったら足を洗うと宣言したウォルター。癌の調子も良くなったし、前向きにいきていこう。

 

ところが、なんだかイラついてるウォルター。スカイラーがウォルターの状態回復を祝してパーティーを開くも、つまらぬことでハンクとぶつかる。モードに入っちゃった時のウォルターの顔って相当怖い。。。

 

さて、最近ご機嫌のスカイラー。上司に「ウォルターの調子がよくなっても嬉しくない」とこぼす。時間が延びただけだから。昔のスカイラーなら喜んでいたと思うのだが。。。そこで優しい上司が手を伸ばす。。。うーん、不倫のカウントダウン。

 

なんやいきなり家の修理に熱を入れ始めたウォルター。家族に飽きられていることすら気づかず作業に没頭。途中買い出しでスーパーにいくと、メスの材料を大量にカゴに入れている若い男を発見。思わずアドバイスしてしまう。もう足を洗ったもんね、ウォルター。

 

ところが、レジに並んでいると、いきなり荷物を置き、外に出るウォルター。さっきの若者を見つけ近づく。すると、向こうも強面の別のにいちゃんがやってきた。

 

そこで全くひるむことなくウォルター、「俺のシマから出ていけ」

 

はい、商売再開!

 

この時点でもうウォルターは元の世界には戻れないんだなとわかった。お金とかじゃない。日々の刺激だよ。高校教師と洗車のバイトで生活していたあの時代はもう退屈すぎて無理なのだ。今の生活は確かに法を破っているわけだが、ウォルター自身の能力は遺憾無く発揮され、その結果莫大な富を得ている。

 

ここがブレイキングバッドの面白いところだと思う。やっぱり自分が生き生きと力を発揮できる場所ってすごく嬉しいじゃん。ウォルターはとんでもなく頭が良いのに、なぜか高校教師に落ち着いてしまった。そのストレスってあるんだよね。幸せな家族が持てたからいいんだって言ったって、やっぱり死を前にした時に、「本当に俺はこれでいいのか」と問うのは自然だと思う。

 

さあ、次回を楽しみに待とう。