中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

57冊目

57冊目。

経済大国インドネシア 21席の成長条件(2011)

経済大国インドネシア - 21世紀の成長条件 (中公新書)

経済大国インドネシア - 21世紀の成長条件 (中公新書)

 

 難しかった。

 

インドネシア関係2冊目。前回読んだ本の中にお勧めとして書いてあったので。

 

人口大国インドネシアは20世紀終わりには沈没したが、スハルト政権を終えて直接選挙でユドヨノ大統領を選んだあたりからまた持ち上がっているそうだ。これ、フィリピンと内容が似ているね。

 

経済成長6パーセント以下になると、むしろ失業が増えるという大国ならではの悩みを抱えながら、しかし人口動態は素晴らしく、日本からすると羨ましい状態になっている。日本はとっくのとうに人口ボーナスが終わったが、インドネシアはこれからだぜ。

 

ただ、フィリピンの時もそうだったが、雇用を用意しないとむしろその人口が負債に働くという諸刃の剣。お気をつけあそばせ。

 

自分でも悲しいくらい感想文が薄いのは、ほとんど内容を飛ばしたからです。読んでいても眠くなるような硬い文章が続き、私には難しかった。入門編と言うのなら、前回読んだ本の方がずっといいと思います。

 

でも、インドネシアには関心が湧いてきてます。ってか俺はアジアが好きだね。また別の本を読みたいと思います。