60冊目
60冊目。
未来の年表(2017)
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
- 作者: 河合雅司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 新書
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これはなかなかの衝撃。
すでに4人に1人が65歳以上の国、日本。そんな私たちの未来はどうなるかを具体的に紹介してくれる本。
はっきり言って、かなり厳しい内容が書かれている。とにかく少子高齢化がさらに進み、人口は減る。今の快適さを維持することはおそらく不可能で、例えば24時間サービスはどんどん減っていくだろう。人が減ってしまうとインフラの維持も難しくなり、非居住地域もできるだろう。場所によっては、日本人が少数派で、外国人が多数派になるところもできる。その時、日本はどうなるの。。。
解決策として、AI、外国人労働者、女性、高齢者の4つをうまく使っていこうという案が現在の主流。著者はそこに「戦略的に縮む」という方針を主張している。そう、今の快適さをそこまで捨てずに、コンパクトに。日本よりも人口が少なくてちゃんと発展している国はあるわけで、しっかり計画を立てて改革していけば日本の未来は暗くない。
ただ、そのためには、国民全体がこの危機感を共有し、多少の痛みを覚悟した上で手を打っていくこと。だからこの本には、最後に中高生に向けたメッセージが載せられている。私たちが一刻も早く手を打たねば、困るのは彼らだ。老若男女問わず、向き合うべきテーマ。
なかなか厳しいことが書いてあり、しかしちゃんと対策も書いてあって勉強になった。落合陽一氏は「ここ10年が勝負だ」と発言していた。彼の著書に「日本再興戦略」というものある。それも読んでみたい。
ブレイキング シーズン4 第9話
第9話 膨らむ疑惑のポイントは
- ガスの車につけたGPSの結果は。。
- スカイラー、ウォルターに仕事の撤退をお願いする
- ハンク、ラボのありかを突き止める
- 懐かしイケメン、テッド現る!
- 久しぶりな2人の殴り合い
ガスの車につけた探知機を楽しみに回収するハンク。しかし結果は、自宅とお店の往復しかなかった。残念がるハンク。
洗車場の経営が上手くいってることもあって、スカイラーはウォルターに仕事の撤退の準備をお願いする。ウォルターは、すでにもう始めていると答えた。
ハンクおそるべし、なんとラボがある施設を見つけてしまった。そこに行きたい協力してくれと頼まれたウォルター、焦る。急いでマイクに連絡をとる。
さて、洗車場でレジ係をしているスカイラーの元に、懐かしの上司テッドが登場。なんでも帳簿の問題でとんでも無いことになっており、このままだと刑務所に行くことに。困ったテッドが協力を依頼して来たのだ。もし当局の捜査が及ぶと、それはテッドだけではない、周りのスタッフ、そしてスカイラーにも及ぶ。そんなことされたらウォルターのこともバレてしまう。なんとも防がなくてはならない。ということで、一肌脱ぐのだった。前にも書いたけれど、この人って犯罪に向いてる。演技力が凄まじい。
そして、久しぶりにウォルターとジェシーの殴り合い。まあよくあるやつですね。とっととガスを殺せと迫るウォルター、なんでてめえ俺の車に探知機つけてんだと切れるジェシー。
そろそろ行き詰まり感が出て来たので、早くガスをなんとかして欲しいですね。
59冊目
ブレイキング シーズン4 第8話
第8話、ガスの過去のポイントは
- ウォルター、限りある命を自分らしく生きる哲学
- ガス、ハンクを含めたDEAに質問を受ける
- ハンク、ウォルターを使ってガスの操作に乗り出す
- ガスの過去
ウォルターの定期検査。そこに若い男が俯く。なんでもいきなりの癌宣告でやってらんないとぼやく。しかしウォルターは、彼の話を遮り、つまらん話だとぶった切る。自分の運命を預けるな、自分の人生は自分でコントロールしろ!いつかは皆死ぬのだ、限りある命を俺は自分らしく生きる!癌と向き合った男の死生観。
ガスはハンクらから事情聴取を受ける。しかし彼は動じない、流暢な説明で皆を説得する。しかしハンクだけが、疑惑を持ち続けていた。
ハンク、ウォルターとともにガスのファストフード店へ。そこで、ガスの車に発信器をつけろと指示する。もちろん断るウォルター。隣にはガスの監視役が見張っている。しかし、ハンクも譲らない。追い詰められたウォルターは、ガスに事情を説明し、自分が裏切りものではないことをアピールする。すると、「つけてしまえ」と言われる。それに従って、発信器を設置したウォルター。ハンクは結果を楽しみに待つ。
ガスの過去。ガスはともにメス商売をしていた親友を、目の前で殺されている。殺した男が、トゥコのところで出て来た、何も喋れない車椅子のおじいさん。ガスは例の双子をハンクに殺させることで、復讐を果たしのだった。
ハンク、勘が良すぎるね。ガスにグイグイ迫って来た。そろそろ戦いの時か!?
ブレイキング シーズン4 第7話
第7話、面倒な犬のポイントは
やっぱりガスを潰す動きが出て来た。ウォルターは直接彼に会えないので、ジェシーを使うことに。トゥコの時に使った仕組みで殺害を計画。ジェシー、またもや殺害を依頼されてしまったが、大丈夫だろうか。ゲイルの傷がまだ癒えていないのに。
ジェシー、以前参加していたドラッグから立ち直る会に参加。そこで、自分の思いをぶちまける。「犬を殺した」と、ゲイルを犬にたとえてバレないように語った。なんの罪もない犬を、なぜ殺されるのかわからないままに、殺した。ジェシーは、裁いて欲しいのだ。でも、この会のリーダーは、自分を裁いても意味がない、受け入れろという。フザケンナ、人を殺した俺でも肯定しろってのか!最後はこの会に参加した理由はメスを売るためだと暴露した。それには流石のリーダーも、イエスとは言えず。
一方、ハンク。彼は独自に事件を調べ、なんとガスが首謀者ではないかと推理した。これには上司も論理が飛躍していると指摘する。しかし、ハンクはああ見えてちゃんと論理的に推理する。ちゃんと証拠も掴む。彼が集めた証拠と論理で導きされるのは、やはりガスが黒幕であるという結論なのだ。
さて、いよいよガスも追い詰められて来た感がある。ジェシーはガス殺害に成功するのか。物語もそろそろ終盤である。
ブレイキング シーズン4 第6話
さあ、そろそろウォルターの暴走が始まりますよー。
第6話、それぞれの不安のポイントは
- ウォルター、昨日の夜のことでスカイラーに叱られる
- 眉毛くんに「ボスはタフでなけばいけない」と言われる。
- フリンに赤いクールな新車を買う
- ウォルター、だんだん周りの人に迷惑をかけ始める
昨晩のゲイル言及の件について叱られるウォルター。当たり前です。ちょっとウォルターくんは脇が甘い。もうお酒は飲まないほうがいいと思うよ、ボロを出すから。スカイラーはちゃんと心配しているんです。しっかり計画を立てて、やるからには絶対に成功させようとしているんです。それなのにウォルターは。。。
そしてセックスのきっかけになった留守電に関して再考したスカイラーは、ウォルターが危機にさらされているのではと考え、問い詰める。もし危険なら、警察に行きましょうよと。そしたらウォルター激怒して、すげえことを言った。
「私が危ないんじゃない。私自身が危険人物なんだ。いきなりドアが開いて撃たれるのではなく、私がドアをノックするんだ!」
あー、こう考えているんですねー。ウォルター随分と自尊心が膨れ上がっている。。。そしたらスカイラー、家を出ました。。。
洗車場、ウォルターと眉毛くんが最後の引き渡しとして店で会う。そこで眉毛くんがウォルターに伝えたアドバイス、「ボスはタフでなくてはいけない。従業員が嫌がっても、それでも戦車をさせるんだ。タフであれ」この言葉がウォルターには大変染み渡っているように見えた。
お母さんがいなくなっちゃった。そんな中、ウォルターとフリンのドライブ。そろそろお前にも車が必要だろうということで、お買い上げ。しかもイカした真っ赤な新車。こういうところは父子って感じで微笑ましい。息子も大喜びだ。でもこの選択、ダメなんだよなあ。
ウォルター、ジェシーのいないメス作りに腹を立て、清掃員のおばちゃん3人をお金で買収し、ラボで働かせる。その間、彼はコーヒーを飲んで監視カメラにアピール。先頭的ですね。
そしたら案の定、おばちゃんたちは連行された。ホンジュラスに帰国させると。それに焦ったウォルター、
「これは私の責任で彼女たちに罪はない。罰は私が受ける」
すると
「これが罰なんだよ」
ウォルターのせいで、3人の女性がホンジュラスに送還される。。。
スカイラーが帰ってきた。フリンが夜ドライブに行っていいか聞いてきたのでオッケーを出す。行ってらっしゃー。そんでお父さんとお母さんの話し合い。はい、あの車明日に返してこいよこのやろー。ウォルター、言い訳するが、スカイラーは譲らない。当たり前ですね、ウォルター家はお金持ちであるが、違法なことをして稼いだものです。いきなり生活が激変してリッチになったら、近隣の人は、学校は、そして国税庁はどう思うか。スカイラーが正しいんですよ。でもウォルターは、息子を喜ばせたかっただけだと言う。ウォルター、やはり脇が甘い。。。まあウォルターの気持ちもわかるけれど。もともと家族のためにメス製造を始めたわけで、お金は家族の笑顔に使いたい。でも稼ぎ方が悪いから、厳しいわけだ。
「もし、今フリンから車を取り上げたら、君はまた嫌われるぞ」
「そうね。いっつも嫌われるのは私」
「でも、俺は家族のために」
「私は、あなたが守りたい家族を、あなたから守りたいの」
そう行って部屋に入るスカイラーだった。
ウォルター、ちょっと暴走気味。危ない。スカイラーは本当に堅実で素晴らしい。彼女の方が犯罪に向いてるのではないか。
そろそろジェシーをなんとかしてくれ。飽きてきた。。。
ブレイキング シーズン4 第5話
どんどん行きましょう。
第5話 ハンクの推理のポイントは
- 冒頭からウォルター、死を覚悟しスカイラーに愛を伝える
- ジェシー、護衛役の仕事をやらされる
- ハンク、メスの事件から手を引く
- ウォルター夫妻、洗車場を購入。そして。。。
- ウォルター、承認欲求高まり余計なことをハンクに伝える。
- そして、ハンクは捜査を再開した。
ジェシーを誘拐したと考えたウォルターは車をかっ飛ばしてガスの店へ。銃の準備はできている。
いざとなれば、殺し合いだ。死ぬ前に愛するものへのメッセージを留守電に残す。シーズン1の第1話を思い出す。あの時はまだウォルターは髪があって、今ほど悪人ヅラじゃなかったなあ。しかし店についてもガスは留守だった。
ジェシーはマイクとともにドライブ。最初はどこかに捨てられると思っていたジェシーだが、どうやらマイクは各地に埋めたお金を回収しているようで、その護衛役を任されているらしい。途中機転を利かせてお金を守ったジェシーだったが、これは実はガスの作戦だった。なぜジェシーに花をもたせたかは不明。
ハンク、ゲイルがハイゼンベルグと確信し、もうこの事件から手を引くことを決断する。
さて、ウォルター夫妻、ついに洗車場を購入。不安に襲われるスカイラーに、うまく行くよと励ますウォルター。うまく行くためにはもう秘密話よ、同じミスはしないでとスカイラー。そして、朝の留守電を聞く。そこには愛の言葉があった。私はてっきりここで「また隠し事してるでしょこのやろー!」ってなるかと思ったが、なんとそのままセックスシーンに移行。まあいいことですよね、相当久しぶりでしょう、テッドはもうどっかいっちゃたねw セックスをしたからでしょうか、ウォルター一緒に住みましょう話が出て来た。やはり肌の触れ合いは大事みたいです。
ウォルター家とハンク夫婦がご飯。洗車場を始め、その行動を褒められるスカイラー。お金があることを当たり前に思い、誕生日に車を何にしようか考えるフリン、そしてゲイルを天才として讃えるハンク。ウォルターは面白くないわけです。だって、ウォルターが道を踏み外して大変な思いをしてこその大金なんですよ。それを誰も評価しない(まあ隠しているので当然ですが)。そして化学を知らないハンクがゲイルを天才と称している。彼の先生はウォルターで、ウォルターこそが天才なのに。そうやって承認欲求に乾いたウォルターは、なんと自ら「ハイゼンベルグはゲイルじゃない。ゲイルは誰かをコピーしたに過ぎない。本物はまだ生きている」と言ってしまうわけだ。そんなことしたらリスクあがるだけなのに。。。でもこれはリアルだなあと思うんです。人ってそういうところあるから。有名なカーネギーの「人を動かす」にも人間は水や食料よりも承認に飢えていると言ってるし。
ほんで、ハンクは捜査を開始しちゃうんですよ。あーあウォルター、命取りだー。