中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

投資という考え方

最近お金の本をよく読んでいる。

 

元々潔癖で臆病なこともあって、お金について考えたり、投資について学ぶことには抵抗があった。なんだか汚い感じがするからだ。

 

しかし面白いもので、自分の周りの人間が実は投資をしていたことを入り口に、徐々に興味を持つようになった。本を読んでいくほどに、抵抗感は減っていった。

 

 

投資というのはつまり、現在にエネルギーを注ぐことで未来からお返しをもらうこと。株式や不動産はもとより、自分への投資である教育や旅などの経験もそれに値する。

 

そして、お金持ちになるには、自分だけじゃなくいろんなものに働いてもらう必要がある。不動産を持てば不動産が勝手に働いてくれるし、株式を持てばその会社のスタッフが代わりに働いてくれる。

 

つまりこれ、自分の力がなくてもなんとかなるってことになる。自分に能力があれば自分でやるし、相手の方があるのなら応援すればいい。

 

なんでこんなことを書いてるかって?

 

さっき、V6の井ノ原さんが朝番組を引退したにも関わらず多忙というニュースを見た。そんなに多忙なら俺の時間をあげるから、有効に使って分け前をちょうだいなと考えちゃったのだ。もちろんそんなことは出来ないのだけれど。

 

でもなんというか、そんな考えを瞬時に浮かべられるってのは脳が切り替わってきているんだなと思った。

 

自分が優秀にならなくても、優秀な人をサポートすればいい。この考え方はこれからの時代いいかもしれない。自分にこだわらなくていいから。優秀な人がいたら嫉妬するのでも潰すのでもなく、応援する。そうすれば日本全体の力も上がっていくんじゃないだろうか。