中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

44冊目

44冊目。

サービスできないドイツ人、主張できない日本人

サービスできないドイツ人、主張できない日本人

 

これは昔の本だけれど面白いぞ。

 

いっぱい書くことがあるなあ。例えば、ドイツは衣食住で言うと、住が一番強く、その後に衣服、最後にご飯がくる。夕飯はサラダだけ、なんて日もあるそうだ。参ったな。

 

ドイツ人はサービスに向いていない。人の気持ちを推し量ることをしないし、空気も読まない。気が強く議論好き。リサイクルをしっかり行うのは道徳心からではなく 、そっちの方が支払うお金が減るから。合理的ですね。

  

大きいおっぱいが大好きなドイツ人。いやいや、俺も好きだぜ。

 

学校制度も面白い。4年生後半の国語と算数のテストにより、その後の道が3つに分かれる。ギムナジウム、真ん中、そして残念賞。もともと残念賞は職人枠だった。ドイツのマイスター(職人)は社会的位置が高く、敬われていた仕事だった。しかし現在の消費者は安くて質がそこそこなものを選んでしまう。当然廃業に追い込まれる。職人の子供はもはや職人を目指さない。結果、勉強ができない人たちが溜まり場になってしまう。10歳の段階で、しかも国語と算数だけなんて。。。あっちゃー。

 

でもこういう本を読むたびに思うよ、教育って超大事だったんだって。じゃあ俺、大学行くべきだったよなって。だって俺はできたんだから、金銭的にも頭的にも。もったいないことをしたですね。

 

まあそんなこと言ったって時は戻らないのだし、ベターな道を歩んで行くしかないぜ。

 

それにしても、ドイツは面白い。彼女とはエッグスンシングスに行くけれど、本当はあのパンケーキに興味ないのかしら。話も弾まず、めちゃ厳しいツッコミしてくるのかしら。。。怖い。

 

見知らぬ人には厳しいらしいけれど、知っている人にはすごく親切で優しいと書いてあったから大丈夫さ!大丈夫に決まってる!

 

いや、そもそも嫌なら会わないでしょう。相手はジャパニーズじゃないんだぜ。

 

終わり。