中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

ブレイキング シーズン3 第2話

今日は休みなので2本見るという贅沢。

 

2話、名もなき男のポイントは

  • ウォルター、警察のお世話になる
  • ジェシー、家を買う。
  • スカイラー、ウォルターへの冷たい態度を崩さず。
  • ウォルターを狙う双子ちゃん、斧を持ってホワイト一家の家に侵入!

冒頭、イカしたカントリーソングを聴きながら車を走らせるウォルター。すると、後ろのパトカーから止まるように促される。何も悪いことはしてないぞ。なんでもフロントガラスが割れていることが良くないらしい。これは先日の航空機衝突事故によるものなんだと説明し理解を求めるが、それとこれとは関係ないと冷たく言い放つ警官。ウォルター、ブチギレる。理屈を並べて説得にかかるも、警官の態度は一貫しており、しまいには催涙スプレーを食らって連行されるというね。ウォルターさん、最近ちょっと危なくなっている。頭の良い化学教師とは思えないわ。

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いい歌だ。

 

ジェシー、ソウルの事務所に訪れ、自分のお金を回収する。そして、ソウルに仕事を依頼する。その内容とは、売りに出されたかつてジェシーが暮らしていた家を安く購入すること。ジェシーの両親はメス製造に使われたあの家を、その事実を隠して売りに出していたのだ。向こうが堂々と78万ドルを提示する。ソウルは半値以下の40万ドル。すると向こうは弁護士含め、そんな額じゃやってらんねえよと帰ろうとする。しかし、そこでソウル、お得意の話術を使って丸め込む。要は、実際にメス製造の現場として使われていたのに隠すとかやばくない?公表すればとんでもないことになるけれど、さて、どうすると迫ったわけだ。当然、向こうは受け入れざるを得ない。ジェシー、家をゲット。私はソウルのキャラクターが大好きです!

 

スカイラー、ウォルターへの態度は崩さない。フリンがスカイラーに内緒でウォルターの家に泊まりに来たので、車で届ける。ついでにピザを持ち込み、一緒に食べようと優しいはにかみ笑顔。しかし、スカイラーはドアをバシッと閉めてしまう。怒り狂ったウォルターはピザをガレージの屋根にぶん投げる。笑っちゃうくらいに綺麗に裸になったピザが屋根の上に。これは笑える!さらに面白いのが、そのあとスカイラーから電話がきて、屋根の上にあるピザってあんたがやったんだろこのやろー、ふざけた真似しやがると接近禁止令だすぞこらと怒っていたこと。

 

朝、スカイラーとフリンが家を出ると、そのタイミングで、ソウルから依頼を受けた男(前にジェーン宅のドラッグを処理した坊主の人)がホワイト家に盗聴器を設置する。スカイラーを監視するようソウルに頼まれたため。するとそのタイミングで、ウォルターがやってくる。しかしドアの鍵が変えられてしまっており、鍵が使えない。窓も開かない!怒り狂ったウォルターは、なんと排水溝?から潜って侵入。おいおい、ウォルターよ、君は自分のことを何度も前回のエピソードから「悪人じゃない」と言ってるが、随分とブレイキングバッドしているよ。。。。

 

さて、盗聴器も設置し終えたし、帰路につく男。すると、双子が車に乗ってやって来た。しかも手にはでかい斧。完全にウォルターを殺す気満々。そこで男はガスに連絡を取る。彼はガスともコンタクトを取っているんだな。

 

何も知らないウォルターは、シャワーを浴びる。冒頭の歌を口ずさんで気持ち良さそう。そこに双子が斧を持って近づいていく。さて、殺す準備万端となった時に、彼らの携帯にガスからメールが。内容は不明だが、それを読んだ双子は立ち去ったのだった。

 

シーズン3、面白い!中毒性強い!ウォルターは思えば随分とシーズン1から変わってしまったが、今でも家族のことが大好きで、みんなで幸せに暮らしたい。しかし、夫がメス製造に関わり大金を稼いだことを知ってしまったスカイラーは、それを受け入れることができない。離婚するの?でも、そこには現実的な問題がある。お金だ。

 

脳性麻痺を持つ高校生のフリン、そして生まれたばかりの可愛いホリー。2人を大学に行かせるには大金が必要だ。それをスカイラー1人で稼ぐことは難しいだろう。まだ15年も家のローンもあるわけだし。そうやって考えていくと、どうしたって反則的なお金が必要。そのためにウォルターがブレイキングバッドし訳で。その事実を深く考えた時、もしかして彼女は受け入れるのかもしれない。

 

いけないことをやっているのだが、どこかで応援したり共感しちゃうのがこのドラマの魅力。綺麗に生きたいけれど、現実にはいろんな問題があるわけで。

 

やっぱりブレイキングバッドは面白い。