中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

ブレイキング シーズン3 第4話

今日は6月最後、つまり2018年前半最後の日。しかも土曜日!祭りじゃ!ってことで2本目。

 

第4話、ゴーサインのポイントは

  • ウォルターくんが崩壊してきた。
  • スカイラーはしっかりと不倫を続ける。
  • ジェシーは独自にメスを製造し商売を始めた
  • ハンクもおかしくなっており、エルパソ行きを辞退した。

今回のウォルターくんはたまらないね。崩壊っぷりが凄まじい。スカイラーの不倫を知ったウォルターは、オフィスに突撃。受付がお待ちくださいっていってるのにズカズカ入っていく。面白いのが、これスカイラーも面接時にやってたことなんだよね。夫婦揃ってちょっと図々しい。

 

んで、ドアを開けろ会話しろと不倫のテッドに仕掛ける。しかし、テッドは忙しいとかなんとか言って逃げる。しょうがないから近くにあった木鉢を持って窓ガラスにぶん投げる。それを眺めるスカイラー。警備員に取り押さえられ、外に追い出されるウォルター。この人、悪事を働くようになってからブレーキ壊れて来たなあ。なんか「やっちゃう人」になったよね。良くも悪くも自分に自信がついて行動が大胆になっている。面白い。しかもウォルター、学校の授業も力が入らずぼーっとして、女性教師にまで手を出そうとしちゃって追い出されてやんの。ほんとに壊れちゃった表情してるんだよね。演技ってすごいね。

 

スカイラーはしっかり不倫相手のテッドとベッドイン。家に帰りたくないとか言ってる。テッドが旦那と何があったのよ、あの人いい人じゃんというと、だんまりしちゃって喋りたくないと。あー不倫って現実逃避なんだなと思った。家に帰ると現実が待っている。いやだ。だからどこかに逃げたい。そこでちょっとイケメンの異性に寄り添い、肉体関係でオーガズムに達してはいリラックスみたいな。まあドラッグ、タバコ、アルコール、ギャンブル、ゲーム、あらゆるものは現実逃避か。でも、問題を解決しない限りいくらそんなことをしても意味はない。勉強になりますわ。

 

ジェシーはようやくジェーンのことから立ち直ったようで、1人でメスを製造。ところがウォルターにコケにされる。しょうがないからソウルのところに行って、ガスと取引したいと申し出る。ここに関してはジェシーかわいそうだなと思った。ウォルターって優しい側面もあるけれど、一方ですごく傲慢で冷たいところがあるよね。でもきっと、彼の本性って割と傲慢だったんだと思う。彼はずっと高校の化学教師をやって、周りかの評価も善人で通っていたようだが、それって本質じゃない。彼には悪人の方が似合っている、そう思う。だからウォルター、実はすごく楽しんでいるはずだ。

 

ハンクもおかしくなってる。前回はジャンキー相手に喧嘩をふっかけるし、今回もエルパソから逃げるようにブルーメス問題に執着する。相棒も傷つけちゃって、ちょっとおかしいよ。最終的にエルパソの件は断った。これつまり、出世を拒否したってことでいんだと思うのだけれど、なかなかでかい決断だ。そんなにエルパソが嫌なんだね。まあ怖かったしストレスすごかったものなああの環境は。

 

今回の目玉は、ウォルターの醜態です。笑えます。ボケちゃったわけではないが、すげえ痛い人になってます。しっかりしろよ、ハイゼンベルグ!お前命狙われてんだぞ!