中村の読書日記

読書を中心に、徒然なるままに

55冊目

さっくり読んだ。

 

55冊目。

損をして覚える株式投資(2005)

損をして覚える株式投資 (PHP新書)

損をして覚える株式投資 (PHP新書)

 

お金の神様だとか。

 

邱永漢さんのことは細かくは存じ上げないが、以前読んだ糸井さんとの対談本で存在を知った。どうやらお金についてのプロらしい。株式に興味もあったので手に取った。

 

エッセイですねこれ。んで、基礎的なことが確認できた。例えば、株式投資にプロなんていないし、株の情報誌や証券マンの家族や親戚が大富豪でないところを見ると、誰しもが予想なんて無理だということ。彼らはあくまで情報を持っているのであって、それが現実に形を成して株価が動くかどうかは神のみぞ知るってこと。言われてみれば当たり前だが、すごく大事なこと。

 

また、高度成長時代は株価が倍になったこともあったそうだが、低成長に入ってしまった日本にはもう期待できない、だから海外の成長株に投資すればいいというのは納得がいった。なるほど、まあそうだよなあ。

 

あまり細かいことをやっていると禿げるし、別に株だけで生活をしていくつもりもない。あくまでちょっとした資産づくりであり、あるいは経済を知るお勉強的な意味合いでの株参加を考えている。そんな私には、「どこがこれから伸びそうかなあ?」程度の軽い気持ちでまず買ってみて、そこから徐々にってのがいいんだろう。

 

なお、100万貯まるまでは貯金まっしぐらで行くべきらしいんで、だいぶ先になるな、株スタートは。。。