66冊目
66冊目。
ずっと読みたかった本。
思い切って書いました。セールを待ちきれず。。。
以前読んだ、未来の年表シリーズ。そこには、日本の厳しい未来が描かれていた。解決策は、高齢者、女性、外国人労働者、そしてAIをうまく扱いながら戦略的に縮むことだとあった。厳しいけれど、やっていこうと。
ところが、イケイケ落合さんが言うには、日本はこれから再興できると。少子高齢化はむしろチャンスであると。
理由は3つあって、1つは今日本は人が足りないので機械化が進んでも反対運動が起こりにくいということ。産業革命時に起きた打ちこわし運動が起きない。だからスムーズにAI導入が進むだろうと。
2つ目は、世界で一番最初に少子高齢化社会を突っ走って行く日本はその経験とソリューションを海外に売れるということ。今は日本がピンチだけれど、もちろんこれから欧州や中国などが老いていく訳で、その時日本が輸出できるものはたくさんあるはずだと。なるほどなあ。
そして最後3つ目は、若者へ教育投資ができること。子供も減るので、その分だけ時間やお金を使うことができる。すると優れた人材が生まれて行くだろうと。
落合さんの説は、かなりテクノロジーに依ったポジティブ説だ。車の自動運転化について面白い未来が描かれているが、それっていつに導入されるのだろう。ゾゾタウンがゾゾスーツサービスを始めた訳で、アマゾンに続いてどんどんドライバーの需要が増えると思うのだけれど、いつになったらAIが行ってくれるのだろう。10年後にいける?
まあどっちにしろ、とにかくこれからも世界はガンガン変わっていく。ダーウィンの言葉にある通り、変化に適応する能力がすごく大事な時代になっていく気がする。そのためには、普段から安定した場所に留まらないようにすることだなあと、留まっちゃった私は思うのです。留まると、動くのだるくなる。変化がだるくなってしまうとこれからの時代は厳しいかなと。
未来の年表と日本再興戦略、この2つを読むと日本の未来の雰囲気がわかってなかなかいい感じになるのでおすすめ。5Gとか面白そうだ。