中村の日記

上がったり下がったり28歳フリーター物語

さっぽろ雪まつり2018

さて、そろそろ札幌の旅を振り返ろうと思う。

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札幌には3泊4日行ってきた。目当ては、さっぽろ雪まつりだ。初めての冬の北海道、さてどうなったか。

 

結論から言うと、すごく楽しかった。

 

まず、北海道の雪というのは私が知っている東京のそれとは全く違った。本当にふわふわ。まさに粉雪。食べると粉だからむせる。踏み心地もいいので歩くのは苦ではない。雪へのイメージが変わった。なお、最高気温がマイナスだったけれど、感覚としてはそうでもなかった。東京に帰ってきたら、むしろ冷たい風がビュンビュン吹くので札幌の方がマシだと感じたくらい。

 

北海道のご飯は美味しい。海鮮だけじゃない、ラーメン、ジンギスカン、そしてスイーツ。ロイズの生チョコはコスパがすごくいい、あの味で安く手に入るのはすごい。また、札幌には今、「シメパフェ」という文化があり、みんなで飲んだ後はラーメンじゃなく、パフェで締めると。スイーツ男子の私としてはもう最高の文化!23時過ぎでもパフェ食べれるってアメイジングです!もし札幌に移住してしまったら、あっという間に生活習慣病になりますねきっと。

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ジンギスカン、美味い!

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雪まつりフードコートの味噌ラーメン。美味い!

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海鮮丼、美味い!特にウニは最高だ!

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噂のシメパフェ!1000円以上するけれど、クオリティ高い!美味い!

お店の名前も変わってて、「パフェ、珈琲、酒、佐藤」と言います。

http://pf-sato.com

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琴似という駅からバスに乗って辿り着いた、パティスリーヨシ。

現地の人のレコメンドで来てみたが、本当に美味しい。

レアチーズ半端ないです。トータルで4つも食べてしまった!

スタッフの方も大変丁寧で温かい人たち、良い時間を過ごせました!

http://yoshi2.com

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これ美味しい。でも、ノーマルのチョコの方がもっと美味しい。

 

ほんで、メインの雪まつり。はい、しっかり面白い。たくさんの雪像があって、フードコートがあって、氷の彫刻もある。特に普段雪に馴染みがない人にとっては非日常空間を味わえる。観光客はたくさんいるけれど、特にストレスには感じないレベル。行く価値あり。

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ファイナルファンタジーのキャラらしい。

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手塚治虫

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お父さん!

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藤井くんの登場によって最近話題の将棋、王将!

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ガリガリ君

雪まつりには、3つのゾーンがあって、雪像は大通、この氷のアートはすすきの。

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お、値段以上、ニトリ
 

ちなみに、この雪まつりシーズンはホテルがすぐに埋まるそう。去年の12月に検索をかけたら、もう高いところしか残ってなかった。貧乏人としては宿にお金をかける発想がないので、じゃあエアビ(airbnb。民泊サービス)で行くかと。ところがこっちも厳しい状況。最終的には、祭りの期間の最後ギリギリに設定することでなんとかゲット出来た。札幌に前入りして楽しむという考えの人が多いみたいなので、終盤は穴場かもしれないです。祭りが終わった次の日になると、雪像を壊すイベントも見れてお得です。

 

札幌、良かった。小樽には行けなかったしまだまだ美味しいご飯を食べたいので、きっと再訪するはず。

 

最後に。フィリピン行きは体調不良のため中止。オーマイガー!

 

17冊目

札幌の話は置いといて、17冊目。

一億総ツッコミ時代(2012)

一億総ツッコミ時代 (星海社新書)

一億総ツッコミ時代 (星海社新書)

 

芸人のマキタスポーツさんの本。タイトルが非常に魅力的で、一度読んでみたかった。

 

みんなツッコミ志向で人の粗探しばかりしている。それを恐れて誰もボケない。そんな社会は息苦しいよ!ツッコミ過多な世界なんだから、もっとボケようよ!っていう本。人の目を気にせず夢中になって生きていこうぜと。

 

個人的に面白かったのは、ベタを見直すというアイデアだった。春は桜、夏はプールに花火、秋は紅葉を楽しみ、冬は雪にクリスマス、正月は餅つきをしよう。「そんなのありふれているし、当たり前すぎてつまらねえ!」いやいや、むしろ今はベタな方が面白い。ベタなものはやはり力を持っているものだ。真っ赤なスポーツカー、どうよ、イケてるでしょやっぱり。下手に気をてらっているよりもど真ん中。批判を恐れずど真ん中。それが面白いんだぜ。

 

私は「ベタ」が苦手。でも言われてみれば、確かに逆にベタベタを目指して生きて行くのも面白いかもしれない。バレンタインデーでチョコをもらえないことに本気で落ち込んでみよう。「へ、何がバレンタインデーだよ、こんなのチョコレート会社の策略だろくだらねえ!」じゃなくて、「はー、今年ももらえなかったな。泣ける。。。」で行こう!

札幌へ

2018最初の旅は、札幌!さっぽろ雪祭りを味わうのが目的だ!

 

北海道の冬は初めて。金銭的な都合で服が買えないので、東京装備のまま乗り込む。なんとか持ちこたえてくれ私の身体よ…

16冊目

16冊目。
で、ほんとはどうしたいの?(2016)

で、ほんとはどうしたいの?

で、ほんとはどうしたいの?

 

友人に勧められた1冊。

 

かなり濃厚な自己啓発書。一冊丸ごと読むとお腹いっぱい、明日ご飯いらない。

 

メッセージはすごくシンプルで、まさにタイトルにある通り、「あんたは何がしたいのさ?やりたいことやれば?」それだけ。前書きにも書いてあるけれど、本書はそれを繰り返しいろんな形で伝えている。世間様の迷惑になるんじゃないか、失敗が怖い、人から嫌われるのが嫌だ、みんなから褒められるから辛くても頑張ろう。。。それに対して一つずつアドバイスが並ぶ。人の目を気にして自分を押し殺している度合いが強ければ強いほど響くかなと。要は解放を説く本です。

 

読後感として、読む前よりもちょっと前向きになった気はします。どこかの記事で、自己啓発書はカンフル剤みたいなもんだと読んだけれど、確かにそんな感じ。加えて、自分の思考が緩んで楽になった気もします。ごちゃごちゃ考えないで、パパッと。

 

さて、お腹いっぱいになったことだし、ちょっと眠るとしますかね。

15冊目

15冊目。

10日暮らし、特濃シンガポール

10日暮らし、特濃シンガポール

10日暮らし、特濃シンガポール

 

 10日間シンガポールに滞在した森井ユカさんの紀行文。

 

タイトルを裏切らないですこれ。特濃。300ページ近い分量で、内容もぎっしり。正直これは何度かシンガポールを訪れたことがある人が読むのが正解かと。一度も行ったことがない私にはお腹いっぱい満腹で動けない。でもカヤトーストは食べてみたい。

 

内容はシンガポールのことだけではなく、チケットの取り方から海外旅行に必要な道具、おすすめアイテム、出国審査の自動化ゲート(事前に指紋を登録すれば、列に並ばずにすぐに作業を終えることができる。初めて知った!やってみたい!)など、海外旅行未経験者の人でも困らないような丁寧な作りになっています。著者は今まで約30カ国を訪れ、渡航回数は200回ということで、情報の質も良い。参考になること多し。

 

ちょっと分厚いけれど、シンガポール旅行に持っていくといいかもしれない。食べ物、スーパー、美術館など幅広く書かれていて出版も去年なので情報も新しい。地球の歩き方より軽いし!

 

それにしても、30カ国、200回はすごいなあ。私はまだ10カ国くらいしか行けていない。著者にとっては旅行も仕事の一部。羨ましい。

 

紀行文ってほとんど読んだことがなかったけれど、面白かった。私も書いてみようかしら。

14冊目

14冊目。

入門 東南アジア近現代史

入門 東南アジア近現代史 (講談社現代新書)

入門 東南アジア近現代史 (講談社現代新書)

 

 前回に引き続き、岩崎育夫さんの本。

 

私は世界史の基礎知識が欠けているために、読むことにかなりの労力を要した。池上彰さんが言っていたけれど、やはり基礎が大事。ここが抜けていると色々めんどくさい。本を読むスピードを上げるためにも、一度歴史は高校の教科書でちゃんと学ぶのがいいのかも。

 

ざっくり歴史を説明すると、

第二次世界大戦終了→東西冷戦(西:インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ。東:ベトナムカンボジアラオス)→開発主義国家→民主化へ。

 

世界大戦を終え、東南アジアの国々が続々と独立。東と西に別れ、西は開発主義国家として経済を発展させていく。ちなみにこの中でフィリピンが予想以上に停滞し、「アジアの病人」と揶揄されたこともある。5冊目で読んだ。

 

冷戦が終結すると、西の5カ国だったASEANに東側も加入する。西を見習って経済発展を始める。

 

このあたりから、アメリカがグローバルスタンダードを唱えはじめ、世界の基準として民主化が浸透していくことになる。

 

今やASEANは6億を超える大きな集団となった。かつて一番経済的に交流していたのは日本だったが、今は中国である。先日ラオスに行った友人が、中国の開発がバンバン進んでしまってラオスらしさがなくなってしまったと嘆いていた。まあでも自国民からしたら発展することはいいニュースだろうし、あくまで無責任なトラベラーの意見だろうと思っていたら、現地の人からも「昔のラオスが好きだ」と言っていたそうだ。どうなんでしょう。

 

最後に。

著者は念を押して、これからはフィリピンとタイの動向をしっかり見ておくべきだと主張している。フィリピンは現在、ドゥテルテ大統領が飛ばしている。一歩間違えれば、民主主義の崩壊、危なっかしいことになる。タイは2016年に偉大なプミポン国王が亡くなった。彼は国民の多くから慕われており、彼が間に入ることでいくつもの争いは沈静化されてきた。そして今、息子が引き継いで王様になっている。タイで出会ったシンガポール人に聞いたが、あんまりよろしくないそうだ(この話題はタイではセンシティブ。王様の悪口を言うと「不敬罪」で牢屋行き)。確かに、ネットで検索すれば間抜けな画像が出てくる。彼が先代をしっかりと引き継ぎ機能するのか。あるいは、争いが始まってしまうのか。要チェックです。

 

シンガポール

13冊目。
物語 シンガポールの歴史(2013年)

物語 シンガポールの歴史 (中公新書)

物語 シンガポールの歴史 (中公新書)

 

シンガポール。お洒落な国だと聞いています。国土が狭くて、自然がないショッピングの国。ゴミを捨てたら罰金。そして、リッチ。

 

でも、よくよく考えてみたら、シンガポールのことを全く知らない。世界史に出てきたっけ?全く覚えてない。なんだこの国は。

 

ということで、この本を手に取った。そしたらシンガポール、すんごく面白い国でした。

 

大雑把に歴史を辿ると、19世紀前半にイギリス人のラッフルズシンガポール島を植民地にして歴史が始まった。そのあと途中で日本の支配が少し入って、そのあとマレーシアから独立し、初代首相リー・クアンユーというガッツのあるトップが基本的な国づくりをしたという感じ。

 

シンガポールには、中国系が74%、次にマレー系が13%、そしてインド系が9%。多民族国家。かつて第二次世界大戦時にシンガポールを支配した日本は、華人を弾圧した。中国に攻め入った時、彼らの支援によって苦戦したと考えたからだ。彼らを一箇所に集め反日かどうか、共産主義かどうかを確認し、該当したものはトラックでセントサ島(ユニバーサルスタジオシンガポールがある島!)などに運ばれ、大きく掘られた穴の中で銃殺された。負の歴史。

 

もともとまとまりがなかったシンガポールだが、絶対だと思っていたイギリスが日本に敗れ、イギリス以上に高圧的な日本の支配を経験することで、自分たちのことは自分たちで守らなければと徐々に意識が高まっていく。

 

リー・クアンユーという人は徹底的に実利を優先した。シンガポールは東京23区と少しくらいの大きさしかない。資源もない。だから外国企業をどんどん誘致、彼らを高待遇するシステムを整備する。そうしないと生き残れないからだ。政治も文化も全ては経済発展のための手段。教育だって合理的に。小学生の段階から選抜テストを行い、能力分けを行う。能力のないものは進学の道が閉ざされていく。一方高校卒業時の優秀者には、海外留学を勧める。帰国後は数年間官僚として働くことを条件に政府が奨学金を給付するというシステム。優秀な人間こそが国を作るべきだ。徹底している。

 

おかげで、シンガポールは発展した。しかし、文化はスッカスカ。全てを経済に捧げてきた代償である。また、とにかく資源がないので、食べ物や水は隣国マレーシアとインドネシアに依存している。安全保障に関してはアメリカ。シンガポールの生殺与奪は外国が握っているという不安定さ。

 

ちなみに、今でも当時の日本支配を味わった世代や中国系の中には反日の人もいるらしい。そらそうだな。一方で若者は日本を好意的に見ており、自分たちシンガポール人よりも親切な国として捉え、アニメーションや日本文化を楽しんでいるようだ。

 

本当にこの本は面白かった。シンガポール行きたい。