55冊目
さっくり読んだ。
55冊目。
損をして覚える株式投資(2005)
お金の神様だとか。
邱永漢さんのことは細かくは存じ上げないが、以前読んだ糸井さんとの対談本で存在を知った。どうやらお金についてのプロらしい。株式に興味もあったので手に取った。
エッセイですねこれ。んで、基礎的なことが確認できた。例えば、株式投資にプロなんていないし、株の情報誌や証券マンの家族や親戚が大富豪でないところを見ると、誰しもが予想なんて無理だということ。彼らはあくまで情報を持っているのであって、それが現実に形を成して株価が動くかどうかは神のみぞ知るってこと。言われてみれば当たり前だが、すごく大事なこと。
また、高度成長時代は株価が倍になったこともあったそうだが、低成長に入ってしまった日本にはもう期待できない、だから海外の成長株に投資すればいいというのは納得がいった。なるほど、まあそうだよなあ。
あまり細かいことをやっていると禿げるし、別に株だけで生活をしていくつもりもない。あくまでちょっとした資産づくりであり、あるいは経済を知るお勉強的な意味合いでの株参加を考えている。そんな私には、「どこがこれから伸びそうかなあ?」程度の軽い気持ちでまず買ってみて、そこから徐々にってのがいいんだろう。
なお、100万貯まるまでは貯金まっしぐらで行くべきらしいんで、だいぶ先になるな、株スタートは。。。
54冊目
ブレイキングの合間に、読書を。
54冊目。
ADHDでよかった(2017)
52冊目に続いて、発達障害系の本。
ADHDという診断を34歳の時に受け、そこから生きやすくなった著者の本。
ちょっと読むだけで、著者はおそらくものすごいおしゃべりなんだろうなと察しがつく。エピソードの山である。
私はあくまで医者の診断は受けず、自分でADHD傾向があるなあと思い始めている人間で、52冊目に読んだ借金玉さんの本を読んでその確信は深まった。しかし、この本を読むと、私の症状は実に軽いものであるとわかった。発達障害はグラデーションなので、白よりのグレーもあれば、黒よりのグレーもある。私はあくまで「白より」なのだと理解した。薬は必要なさげだ。
ただ、そんな私にでも参考になったり共感できるところはあった。特に受験勉強に失敗した理由の分析のところは、だいたい一致していた。優先順位がつけられなかったり、どんどん脱線してどうでもいいところに意識がいってしまったり。また、じっとしていることが苦手で、歩いていると脳が酸素を摂取している感じがして生き生きするというのもわかる。考えるときは歩くに限りますよね。
著者がうまくいったことのポイントに、アメリカの大学を選んだというのがある。アメリカには行ったことがないしわからないのですが、どうやら沈黙はよろしくないようで、自分の意見を持ち、しっかり表明できることがクールらしいです。質問の時間もバンバン手が上がるそうで。それって日本人からするとちょっと適応に時間がかかるのですが、空気を読まないおしゃべりなADHDにはむしろ楽しい。ありのままの自分で評価されやすい。これは大きいなあと思うのです。日本の大学にいたら果たしてどうなっていたのでしょう。
後半には、発達障害の有名人が並んでいる。最近同性愛を告白した勝間和代さんから、ジムキャリーや、ウィルスミスもそうらしい。過去の偉人ではピカソやエジソンもそうだと。なるほど。
ただ、この「発達障害=天才」の図式はあまりよろしくないと借金玉さんがブログに書いてた。あくまでそれは一部ですよーと。
まあ話をそんなに大きくする必要もなくて、自分の取説をゲットしたら人生は豊かになるよってことですね。武器があるなら生かしましょう、弱点があるなら克服もいいがサポートしてもらったら?という感じでしょうか。
まだまだ日本には個性を尊重する社会が出来上がっていないそうなので、癖の強い方はアメリカの方が、あるいは他の国の方が自分らしく生きれるのかもしれないですね。んじゃまず、英語だな。
ブレイキング シーズン4 第1話
さて、シーズン4に突入だぜ!
第1話 ガスの怒りのポイントは
- ゲイルがウォルターをべた褒めしているシーンが辛い。
- ガスがラボにやってきて、無言で部下を殺害。
- 生き地獄のスタートだなと笑うジェシー
冒頭で、ウォルターがラボに来る前のシーンが描かれる。優秀な化学者であるゲイルは96パーセントの純度のメスを作ることができるが、ウォルターは99パーセント以上だと。たった3パーセントだが、この差は大きい。是非とも一緒に働きたいという強い思いがガスを動かし、ウォルターがやってきたのだった。それなのに、、、、ゲイル。。。
ラボにて、ガスの部下と便利屋さんとウォルター、ジェシー。ジェシーは人を殺めてしまったことにより放心状態。そこに、ガスがやってきた。全くの無表情で淡々と丁寧に着替える。すげえ怖い。カッターを手に持ち、近づいて来る。すると、突然ウォルターたちではなく、部下の喉元を掻っ捌いた。血が飛び出る。ウォルターたちは当然おののく。めっちゃ怖いし意味不明。そのあと、丁寧に手を洗い、着替えをすると、ラボから去っていく。最後に一言、「では、作業に戻ってくれ」特に怖いことを言ってるわけでもないんだが、すげえ怖かった。
解放され、ファミレスでご飯を食べる2人。ジェシーが笑って言う。
「生き地獄の始まりだな!」
なんだか最初は自由だったのに、どんどん不自由になってきた2人。これはもうガスを潰すしかないでしょう!
ブレイキング シーズン3 第13話
シーズン3最後の回。いやあ見るのにエネルギーを必要とするシーンが多かった。
第13話 向けられた銃口のポイントは
荒野に呼び出されたウォルター。もちろん前回のラストに起こしたガスの子分2人を殺害した件について。平和協定を結んで8時間でこんなことをと怒るガスだが、ウォルターはウォルターで、ジェシーを守るためだったと主張。また、ジェシーはガスが子供殺しを命令したのだと誤解していたとも。ガスが話を進める前にウォルターが自分でガスのオプションを2つあげる。1つは今すぐウォルターを殺すこと。2つ目は、ウォルターにメスを作らせ続けて富を得ること。後者を勧めたウォルター、ガスもそレを受け入れた。
ラボに行くと、前にお別れしたオタクのゲイルがいた。
ゲイルの家に、急遽ガスが訪問してくる。話題は、あとどれくらいでラボを引き継げるかというものだった。はい、ガスさんウォルターを抹殺する気満々です。ウォルターの技術をゲイルに習得してもらえば、ビジネスは回る。ウォルターは用無しだ。
もちろんウォルターもそのことには気づいていた。例のロンダリング候補であるゲームセンターでジェシーと落ち合うウォルター。生きるにはゲイルを殺すしかないと。ジェシーはもうやめよう、自首しようと促すが、聞く耳を持たない。
ジェシーに住所を調べてもらったウォルター、さあゲイルを殺しに行こうと家を出ると、ガスの手下に呼ばれる。なんでもラボに異常があるとのこと。
しかしそんなものはなかった。呼び出して、殺すつもりだったのだ。命乞いするウォルター。ジェシーの場所を教えるから勘弁してくれと泣きつく。電話をかけて、ジェシーと話す。「ゲイルを殺せ!」
ざわつく一同。銃を向ける子分。しかし、もうウォルターは殺せない。もしゲイルが死んでしまったら、メスを作れるのはウォルターただ1人。ビジネスを続けるためにもウィルターが必要なのだ。
そして、ジェシー、ゲイル宅に到着。泣きながら銃口を向ける。ゲイル、何も悪いことをしていないのに、射殺される。。。
なんだか話が急に重くなってきたんですが。。。こんなに殺人が起こるドラマじゃなかったよね。。。
シーズン4、どうなるんだろう。見るだけでこっちまで疲れちゃうような展開が続くんだろうなあ。きっと近い将来、ウォルターはガスと戦って殺すんだと思う。
いい夜だぜ。
ブレイキング シーズン3 第12話
いやあ、今回は面白かった!特にラスト!いいねえ上がってきたぜ!
第12話 憎しみの連鎖のポイントは
前回の件で、ジェシーは何としても売人2人に復讐したい。しかしそれは良くないと止めるウォルター。11歳の子供を利用してドラックを売り、ひいては殺すなんてこんなことが許されていいのか!
ハンク、ついに退院です。グダグダ言っていたが、最終的にはあそこが1分以内にマリーの手で立っちゃったら退院するというゲームを行い、あっという間に敗北。なんだこれ。
ジェシーが以前からお世話になっているジャンキーおばさんに売人殺害依頼をするも、実行直前に拉致。ガスのところに案内される。そこには、売人とウォルター、そしてガスがいた。ガスは互いに落ち度があった(ゴンゾを殺したことはよくないが、人の縄張りに入ることもよくない)ということで握手をせよと迫る。もちろんジェシーは納得がいかない。11歳の子供を洗脳して利用するビジネスはくそったれだろとガスに迫る。ガス怖い。。。でも、そのあとしっかりともう子供は使うなと部下に指示し、その上で握手。平和協定。ジェシーとしても怒りは収まらないが、子供が解放されるならまだましかといったところ。
ところが、そのあと、トーマスが殺害されたというニュースが流れる。
メスを吸ってアゲたあと、銃を片手にジェシーは売人相手に挑んでいく。向こうも銃を持っている。さあ、いざ対決!という時に、勢いよく車が飛び込んできた。売人2人を跳ね除け、停車。降りてきたのは、ウォルターだ!1人は車の下敷きになったのでおそらく即死、もう1人はかろうじて息をしており、銃を拾おうと地面を這う。それを見たウォルターは、なんの躊躇もなく頭を撃ち抜いた。わお!おもわず笑ってしまった。
そして一言。「逃げろ」
いやあ、これはまずいですね。ウォルターも子供を使って犯罪を犯す組織のことは当然よく思ってなかったんでしょう。なんせ彼は今0歳の可愛い娘がいる身です。ただ、立場的に逆らえないし、面倒ごともごめんだ。そうやって大人の立場で耐えていた。しかし、ちゃんと平和協定を結んだにもかかわらず殺害するその残忍な行為に、我慢がならなかったのでしょう。
ただこれ、ボスへの反逆行為。今まで仲良くやっていたガスとの関係が壊れる出来事です。ガスはウォルターに敬意を評しており、だから話し合いの場が持たれたわけで、その信頼を壊してしまったウォルター。ガスは敵に回すととんでもないと思うのだが。。。
シーズン3も終わりが見えてきました。面白くなってきたぞー。
ブレイキング シーズン3 第11話
ちょっと面白かった。
第11話、悪の住む街のポイントは
- ハンク、リハビリに苦戦、退院許可をもらうも喜ばず。
- スカイラー、ついにソウルに会うも印象悪し。
- スカイラーとソウルがマネーロンダリングで意見割れ、ウォルター困る。
- ジェシーはアンドレアというシングルマザーに近づく
- ゴンゾを殺した犯人を見つけたジェシーは。。。
なかなか大変そうなリハビリで、ハンク不機嫌。あちゃー。
スカイラー、マリーから医療費の支払いをお願いされる。快く引き受けるが、妹夫婦を救うお金ということで神経質になる。ということで、ウォルターと一緒にソウル事務所へ。ソウルのキャラクターに不信感丸出し。この2人は相容れないかもしれない。
スカイラーは昔ウォルターが働いていた洗車場を買い取ってそこでロンダリングせよと言い、ソウルは知り合いが経営しているゲーム場にせよと言う。ウォルターは間に挟まり決めきれず。すると、スカイラーが、「私が洗車場の経営をする。そうすれば問題ないでしょう」と。わお。ウォルターとしては許せない、だって奥さんを巻き込むことになるからだ。しかしスカイラーは経理をやっているのでお金の知識は豊富。ということで、彼女がやる方向に進む。なお、スカイラーはまだ離婚届を出していなかった。
さて、ジェシーは自分のドラッグビジネスがうまくいってないことを知る。友人たちが全く売れないというのだ。ドラッグから立ち直ろうとしている人間に売ることは良心の呵責に苛まれると。じゃあ俺がやってやんよばかやろー!ってんで、目をつけたのがアンドレアという新入りの女性。ところが彼女はシングルマザーだった。相手が母親になると、流石のジェシーもメスを売ることはできない。こういうところはジェシー真面目だからね。んで、なんでも彼女には弟トーマスがいて、彼はドラッグビジネスの連中とつるんでおり、実は彼こそがジェシーの友人ゴンゾを射殺した少年だったのだ。ジェシーの目に怒りが宿る。さて、どうなるか。
スカイラーが随分と肯定的になってきていますね。これはお金の力。汚いお金なんて使いたくない!と普通の人間は思うわけだが、しかしそれがあることで家族を救える。そこに気づいた時、お金のパワーが心に染みる。いろんな言い訳を自分にして正当化していく。面白いな人の心の動きというのは。
そうそう、ウォルターがガスの自宅にディナー招待されていた。ガスはおしゃれだなー。んで、そこで、「同じ失敗を繰り返すな」とアドバイスをもらった。これってよく聞くけれど、すごく重要なことだよ。同じ失敗を繰り返すから人は依存症になるんだから。シンプルでいて、すごく難しくて、そして大事なこと。部屋の壁に貼ろうかしら。
そろそろブレイキングバッドロスのことが心配になってきたぞ。。。早いかw
ブレイキング シーズン3 第10話
ずっと見続けているからもう飽きちゃってるのかな。この回はすごくつまらなかった。
第10話 かなわぬ最期のポイントは
- なんかずーっとハエを追っかけては喧嘩してた2人
- 最後にようやく価値のあるシーン
なんかハエを追っかけてました2人。低レベルの喧嘩には飽きた。十分。
最後の方に、ウォルターがジェーン殺害を告白しようとしてやめたこと。あとは、死に際を間違え、生き過ぎてしまったと考えてること。この2つだけだと思う、この回の価値は。
これって見る人が見ればやっぱり欠かせない重要な回とかいうのかな。ずっとバタバタしてた2人が久しぶりにじっくり話せたとか?いやー、俺にはわからん。退屈だった。次で跳ねてくれ!